weathervane5517’s diary

ギター、好きな音楽、詩etc‥気になる物や事をわかりやすく紹介していきます👍

bottleneck!!

ギターの奏法にボトルネック奏法《スライド奏法》というものがあります。

その名の通りお酒などのビンの注ぎ口のあたりをすぱっと切断して

それを指に装着してギターの弦の上を滑らせて、独特の音色を奏でます

市販のものは演奏に特化しているので、筒状になっておりますが、ボトルネック奏法

の起源は文字通りボトルのネックからきているそうです。

ブルース演奏時に頻繁に使用されますが、きっとお酒を呑みながら

毎日の厳しい労働をねぎらうように、演奏されていた黒人の方々が

酔っ払った勢いであみだしたのでは?と思っております

サンハウスというブルースマンの演奏は独特ですが、


Son House "Death Letter Blues"

かなりごきげんです

 

最近、久しぶりに武道館にコンサートを見にいきました

デレクトラックスと言うギタリストが在籍しております

テデキストラックスバンド

バンド名のままですが、ギターで夫のデレクトラックス、ボーカルギターの妻スーザンテデキスからなるロックバンドです。

デレクトラックスは2000年三代ギタリストと称されていたと思います

スライド奏法の名手であり、実にまだ36歳と60代の方々でも、まだ若いと

言われるブルースの世界ではかなりの若手と言えるでしょう

ライブではテデキスのボーカルも芯のあるかっこいい女性といった感じでとても素敵でした。ですがやっぱりデレクの演奏に目を奪われてしまいました

ブルースの枠を超えた幅広い音楽性で構築されておりながらも、荒々しいロック魂

あとMCなども全然せず黙々と弾き続ける姿に感動させられました


Derek Trucks Susan Tedeschi acoustic performance "Rollin and Tumblin" at the White House (HD)

それに感化されたと言うわけではありませんが、私も14、15年前?

くらいからスライドギターを密かに練習しておりましたが

もっと深くこれを機会に掘り下げていこうと決心しました

特殊な奏法なので、スライドバーの形状上、ギターのチューニングもそれに特化した

オープンチューニングを使われているかた多いようです

私もDオープンチューニングと言うチューニングを最初に覚えたので

比較的このチューニングで演奏する事が多いです。

なんとも言えない渋い響きが気持ち良くて、気が付いたら何時間も

たっていたり‥

ボトルネック《スライドバー》にも色々な形状、材質がありまして

ここから自分のお気に入りを探すのも一つの楽しみです

ちなみに私はジムダンロップのガラス製のバーを使っています

スチールのもの真鍮のもの薬のビンやカルピス等の飲料のネックなど

とくに決まりもなく皆さんお気に入りのものを使っているようです

ライターを代用したり、バーボンなどのビンをボディで呑みながらそのまま

弾いたりする人も、確かジョニーウィンターだったような‥

色々と楽しみながら掘り下げていってみようと思います。